すばる 2026年6月号
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「すばる」から生まれた本
文学賞
特集
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『劇場という名の星座』刊行記念対談 小川洋子×河合祥一郎
小川洋子さんの新刊『劇場という名の星座』は、昨年二月末に一時休館となった帝国劇場を舞台にした小説集です。 シェイクスピア研究・翻訳の第一人者である河合祥一郎さんは自ら公演を主催するほどの演劇ファン。ともに舞台芸術に魅了され、言葉の世界を探求されているお二人の話は尽きることがありません。当日の対話の様子をお届けします。
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『夜なのに夜みたい』刊行記念対談 岡野大嗣×津村記久子
岡野大嗣さんの新刊『夜なのに夜みたい』は、頭に描いたものと目で見たものの「差分」を書き留めた言葉のスケッチ集。たとえば、見上げた月の大きさや、いつかの教室に西日が射していたこと。日常に潜められたささやかな感動や季節の移ろいが、短歌と散文、二つの言葉で鮮やかに切り取られています。そんな本作に「記憶のトリガー」を引かれたと話すのが、やはり日々の生活における小さなおかしみを掬い取ってこられた津村記久子さん。今回は、ともに大阪出身で音楽愛好家と共通点の多いお二人に、作中に覗く街並みや思い出についてたっぷり語っていただきました。
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『外の世界の話を聞かせて』刊行記念対談 江國香織×井戸川射子
江國香織さんの新作長編『外の世界の話を聞かせて』が刊行されました。対談のお相手は小説家で詩人の井戸川射子さん。「膨張」でデビュー以降、ショッピングモールや団地などさまざまな場所を舞台に、そこに佇む人々の痕跡を掬い上げてこられました。井戸川さんにとっての江國作品は、長年の愛読書であり、文章を書き始めるきっかけでした。江國さんは、井戸川さんが書き留めるディテールに魅了されたそう。おふたりのはじめての対話をお届けします。
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『超巨大歩行機ゴリアテ』刊行記念対談 椎名誠×高田晃太郎
椎名誠さんのSF小説集『超巨大歩行機ゴリアテ』が刊行されました。本作では、「北政府」から元傭兵・灰汁が再登場。シーナSFの荒廃した世界で逃避行が始まります。 対談のお相手は、ロバを相棒に旅をしている高田晃太郎さん。イランやモロッコ、トルコの旅を綴った『ロバのスーコと旅をする』が大きな話題となりました。帰国後に栃木県でロバのクサツネと出会い、約一年二か月かけて本州を横断、九州で折り返し北海道まで歩き、その記録を『ロバのクサツネと歩く日本』にまとめられています。 ひとりで、あるいは仲間や動物と、世界中の道を歩いてきたおふたりに、これまでの旅を振り返っていただきました。







