すばる 2026年10月号
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「すばる」から生まれた本
文学賞
特集
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『わたしを庇わないで』刊行記念対談 石田夏穂×酒井順子
石田夏穂さんの新作小説集『わたしを庇わないで』が刊行されました。本誌掲載時から「新たなデブ小説」と話題になった中編が表題の小説集です。 対談のお相手はエッセイストの酒井順子さん。石田さんは中学生のときに酒井さんの『負け犬の遠吠え』に出会って感銘を受け、そこからずっと酒井作品を愛読されているそう。形式は違えど、鋭い観察眼から生まれるユーモアでたくさんの人々を笑わせてきたお二人。見た目のこと、表現のタブーのこと、現代の悪口のことなど、さまざまなテーマについて語りあった渋谷・大盛堂書店でのイベントの様子を載録します。
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『ノー・ファンタジー』刊行記念インタビュー 上田岳弘
上田岳弘さんが2024年からすばるでコンスタントに発表してきた六本の短編群が一冊にまとまり、単行本『ノー・ファンタジー』として刊行されました。 上田さんにとって三冊目となるこの短編集は、AI関連企業を売却した男、離婚歴のあるシングルマザー、FXで生活する元証券マン、幼馴染の母子の血の繋がらない父になることを願う小説家など、東京に暮らす男女の人生にフォーカスしながら、それぞれが生きていくために選び取った「ファンタジー」の諸相に切り込む意欲作です。 「今この時代」の病理と希望を活写したドキュメントともいえるこの作品について、収録短編を発表順にそれぞれ紐解きつつ、執筆と前後して小説家としてのターニングポイントを迎えたという上田さんの「現在地」について詳しくお聞きしました。
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『宮崎駿の詩学』『夜の恩寵』W刊行記念対談 赤坂憲雄×三浦しをん
宮﨑駿はその想像世界をいかなる彩で描いたか。赤坂憲雄さんの新刊『宮崎駿の詩学』は、前著『ナウシカ考』からさらに飛翔し、「未来少年コナン」から「君たちはどう生きるか」に至るまで、数多の宮崎アニメを横断的に見渡しながら、地・水・火・風・空という五元素を通じてその輪郭を書き顕わした、宮崎駿論の集大成的一冊です。 その刊行を記念し、対談のお相手としてご登場いただいたのが、三浦しをんさん。言わずと知れたジブリファンである三浦さんは、今回『宮崎駿の詩学』を読んで、あらためて作品世界の自由な広がりを感じられたそう。 そして赤坂さんもまた、このたび刊行された「カリスマ」をめぐる三浦さんの短編小説集『夜の恩寵』を、民俗学的視点も取りながら楽しく読まれたといいます。 お互いの新刊について、たっぷり感想を語り合っていただきました。
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『劇場という名の星座』刊行記念対談 小川洋子×河合祥一郎
小川洋子さんの新刊『劇場という名の星座』は、昨年二月末に一時休館となった帝国劇場を舞台にした小説集です。 シェイクスピア研究・翻訳の第一人者である河合祥一郎さんは自ら公演を主催するほどの演劇ファン。ともに舞台芸術に魅了され、言葉の世界を探求されているお二人の話は尽きることがありません。当日の対話の様子をお届けします。







