撮影*中野義樹

受賞作

樋口六華「あぶくの子」

樋口六華(ひぐち・りっか)
生年/2007年
出身地/茨城

撮影*大槻志穂

佳作

新崎瞳「ダンスはへんなほうがいい」

新崎瞳(しんざき・ひとみ)
生年/1994年
出身地/東京

第48回すばる文学賞は3月末日に締め切られ、1132の応募作品について鋭意選考を進めてまいりましたが、9月号、10月号ですでにお知らせしましたとおり、第一次予選通過作が69篇、第二次予選通過作が25篇、第三次予選通過作が10篇となり、そのなかから5篇を最終候補といたしました。

選考委員会は9月3日、奥泉光、金原ひとみ、川上未映子、岸本佐知子、田中慎弥(五十音順)の五委員出席のもとに開かれ、上記のページのように決定されました。なお、受賞作と選評は、「すばる」2024年11月号でお読み下さい。

これまでの受賞者

第47回大田ステファニー歓人「みどりいせき」購入する
第46回大谷朝子「がらんどう」購入する
第45回永井みみ「ミシンと金魚」購入する

石田夏穂「我が友、スミス」(佳作)購入する
第44回木崎みつ子 「コンジュジ」 購入する
第43回高瀬隼子 「犬のかたちをしているもの」購入する
第42回須賀ケイ 「わるもん」購入する
第41回山岡ミヤ 「光点」 

兎束まいこ 「遊ぶ幽霊」 (佳作)
第40回春見朔子 「そういう生き物」

ふくだももこ 「えん」 (佳作) 
第39回黒名ひろみ 「温泉妖精」

竹林美佳 「地に満ちる」 (佳作)
第38回足立陽 「島と人類」 

上村亮平 「みずうみのほうへ」
第37回奥田亜希子 「左目に映る星」

金城孝祐 「教授と少女と錬金術師」
第36回新庄耕 「狭小邸宅」

髙橋陽子 「黄金の庭」
第35回澤西祐典 「フラミンゴの村」
第34回米田夕歌里 「トロンプルイユの星」
第33回木村友祐 「海猫ツリーハウス」

温又柔 「好去好来歌」 (佳作)
第32回天埜裕文 「灰色猫のフィルム」

花巻かおり 「赤い傘」 (佳作)
第31回墨谷渉 「パワー系181」

原田ひ香「はじまらないティータイム」
第30回瀬戸良枝 「幻をなぐる」

吉原清隆 「テーパー・シャンク」(佳作)
第29回高瀬ちひろ 「踊るナマズ」
第28回朝倉祐弥 「白の咆哮」

中島たい子 「漢方小説」
第27回金原ひとみ 「蛇にピアス」

千頭ひなた 「ダンボールボートで海岸」
第26回織田みずほ 「スチール」

栗田有起 「ハミザベス」
第25回大泉芽衣子 「夜明けの音が聞こえる」
第24回末弘喜久 「塔」

大久秀憲 「ロマンティック」
第23回中上紀 「彼女のプレンカ」

楠見朋彦 「零歳の詩人」
第22回安達千夏 「あなたがほしい je te veux」
第21回岩崎保子 「世間知らず」

清水博子 「街の座標」
第20回デビット・ゾペティ 「いちげんさん」
第19回茅野裕城子 「韓素音の月」

広谷鏡子 「不随の家」
第18回受賞作なし
第17回引間徹 「19分25秒」
第16回楡井亜木子 「チューリップの誕生日」

瀧口明 「惑う朝」(佳作)
第15回釉木淑乃 「予感」

仁川高丸 「微熱狼少女」(佳作)
第14回大鶴義丹 「スプラッシュ」

清水アリカ 「革命のためのサウンドトラック」

山室一広 「キャプテンの星座」
第13回奈良裕明 「チン・ドン・ジャン」

辻仁成 「ピアニシモ」

浅賀美奈子 「夢よりもっと現実的なお伽噺」(佳作)
第12回受賞作なし
第11回桑原一世 「クロス・ロード」

松本侑子 「拒食症の明けない夜明け」
第10回本城美智子 「十六歳のマリンブルー」
第9回江場秀志 「午後の祠り」

藤原伊織 「ダックスフントのワープ」
第8回原田宗典 「おまえと暮らせない」(佳作)

冬木薫 「天北の詩人たち」(佳作)
第7回佐藤正午 「永遠の1/2」

平石貴樹 「虹のカマクーラ」
第6回三神弘 「三日芝居」

伊達一行 「耶のいる透視図」
第5回本間洋平 「家族ゲーム」
第4回又吉栄喜 「ギンネム屋敷」

笹倉明 「海を越えた者たち」(佳作)
第3回松原好之 「京都よ、わが情念のはるかな飛翔を支えよ」
第2回森瑤子 「情事」

吉川良 「自分の戦場」

飯尾憲士 「海の向うの血」(佳作)
第1回原トミ子 「一人」(佳作)