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「すばる」2016年6月号

 西村賢太「十二月に泣く」。お世話になった住職の母の逝去を知り、西光寺を訪れた北町貫多。法要後、師匠・藤澤淸造の墓前に貫多は立つ。その胸に去来した思いとは……。
 椎名誠「蟹をたべなさい」。学芸会が近づいてきた。劇の演目は「三年寝太郎」、マヌケな大男という大役が、シーナ少年に決まって……。
 三崎亜記「愛国の魚群」。「私」の家は、隣国「分断日本西」からの研修生を受け入れることになった。隣国の国民洗脳から研修生を解放しなくてはと、「私」は意欲を漲らせ……。
 北野道夫「成仏してね」。「私」に届いた同級生・ユウキアイミの突然の訃報。彼女と関わった女性たちに蘇る様々な記憶。ユウキアイミとは何者だったのか……。
 市原佐都子「虫」。弁当屋に勤める「私」の前に現れる奇妙な女たち。劇団「Q」を主宰し、演劇界で注目を集める市原佐都子のデビュー小説!
「追悼 津島佑子 越境の想像力と『ジャッカ・ドフニ』」。二月一八日に逝去された津島氏の最後の長編小説『ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語』(五月二日刊)や、氏が守ろうとしてきたものについて、八人が綴る。ル・クレジオと今福龍太による往復書簡。中沢けい、茅野裕城子、中上紀、シャマン・ラポガン、ジェラルディン・ハーコートによるエッセイ。川村湊は評論「“ジャッカ・ドフニ”論──津島佑子の「大切」なもの」を寄稿。
 高澤秀次「小田実と大東亜共栄圏」、杉田俊介「宮崎駿の「折り返し点」3」──意欲的な評論二篇、お見逃しなく!
 今号で、第一回渡辺淳一文学賞、第三十一回詩歌文学館賞を発表。

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「すばる」2016.6月号

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「すばる」2016年6月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 十二月に泣く - 西村賢太

    • 蟹をたべなさい - 椎名誠

    • 愛国の魚群 - 三崎亜記

    • 成仏してね - 北野道夫

    • 虫 - 市原佐都子

  • 追悼 津島佑子──越境の想像力と『ジャッカ・ドフニ』

    • 追悼往復書簡
      • ル・クレジオ+今福龍太

    • エッセイ
      • 中沢けい/茅野裕城子/中上紀/シャマン・ラポガン(魚住悦子 訳)/ジェラルディン・ハーコート

    • 評論
      • “ジャカ・ドフニ”論──津島佑子の「大切」なもの - 川村湊

  • ひと
    • 森田真生 - 聞き手・構成/編集部

    • 一色さゆり - 聞き手・構成/編集部

  • 第一回渡辺淳一文学賞発表

    • 受賞作:川上未映子『あこがれ』

  • 第三十一回詩歌文学館賞発表

    • 鈴木東海子『桜まいり』/尾崎左永子『歌集 薔薇断章』/茨木和生『句集 真鳥』

  • 評論
    • 小田実と大東亜共栄圏 - 高澤秀次

  • すばるクリティーク
    • 宮崎駿の「折り返し点」3──『もののけ姫』論本陣 - 杉田俊介

  • エッセイ
    • 羅臼の“噴火”の夜 - 木村友祐

    • 太陽のひろがり - 前川知大

    • オキナワン・スナイパー - 本浜秀彦

  • 新連載
    • 往復書簡 食卓でエクリール - 中村佑子

  • 連載
    • 未老人ノート(8) - 青野聰

    • いとも優雅な意地悪の教本(2) - 橋本治

    • あのころのパラオをさがして(2) - 寺尾紗穂

    • 優しい友へのレクイエム(3) - ホキ德田

    • ニッポン零年(4) - 赤川次郎

    • ハーフ・ブリード 混合体の群島(10) - 今福龍太

  • グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア
    • こんなことしてていいのか日記 滝口悠生 編(3)

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『四谷怪談』 - 沢美也子

    • 【美術】

      「雑貨展」とSumally - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『或る終焉』 - 立田敦子

    • 【本】
      • 読書日録 - 大竹昭子
      • 瀬戸内寂聴『求愛』 - 佐々木敦
      • 島本理生『イノセント』 - 中江有里
      • 木下古栗『グローバライズ』 - 豊﨑由美
      • 清水良典『デビュー小説論──新時代を創った作家たち』 - 矢野利裕

すばる文学賞

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