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「すばる」2020年2月号

 北野道夫『予測A』。神にも等しい「クロール」に生活の細部まで把握され、歴史や個人の経歴さえも容易に改変可能になった世界を、38歳の「私」の視点で描く問題作。
 小山内恵美子『花子と桃子』。駅ビル内のセレクトショップに配属された裕子と藍里。華やかで人目をひく藍里に複雑な思いを抱く裕子の行為が、思いがけない結果につながり──。二人の関係性を鮮やかに描いた中編小説。
 2020すばるクリティーク賞発表。最終候補五作品をめぐって鋭い議論が交わされた、大澤信亮、杉田俊介、浜崎洋介、中島岳志による選考座談の模様を載録。
 角幡唯介『裸の大地』。経験値が増していくなかで、肉体は衰えていく……。年齢という現実的な問題を意識しつつ新たな挑戦にのぞむ、待望の新連載。
 江南亜美子「物語られる、「ほんとのこと」──谷崎由依論」。重厚な言葉の蓄積と、作品どうしの連関をつぶさに読み解く評論。
 藤田直哉「江藤淳はネトウヨの〝父〟なのか?」。戦後を代表する批評家・江藤淳を、現在の社会状況を踏まえつつ新たに読み直す。
 鼎談/小竹由美子+温又柔+藤井光「個人史を解き、歴史を紡いで」。ジュリー・オオツカの『あのころ、天皇は神だった』をもとに考える、天皇制、移民文学、歴史の継承。
 中村佑子「私たちはここにいる──現代の母なる場所」。病によって言葉をうしなった実の母へ。女性たちの声に耳を傾けてきた好評連載、ついに最終回。

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「すばる」2020.2月号

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「すばる」2020年2月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 北野道夫 - 予測A

    • 小山内恵美子 - 花子と桃子

  • 2020すばるクリティーク賞発表

    • 選考座談会
      • 大澤信亮+杉田俊介+浜崎洋介+中島岳志

  • 新連載
    • 角幡唯介 - 裸の大地

  • 評論
    • 江南亜美子 - 物語られる、「ほんとのこと」──谷崎由依論

  • すばるクリティーク
    • 藤田直哉 - 江藤淳はネトウヨの〝父〟なのか?

  • エッセイ
    • 宇佐見りん - 旅の病

    • 中西智佐乃 - 静かな戦い

  • 鼎談
    • 小竹由美子+温又柔+藤井光 - 個人史を解き、歴史を紡いで/h3>

  • 最終回
    • 中村佑子 - 私たちはここにいる──現代の母なる場所(12)

  • 連載
    • 高橋源一郎 - この素晴らしき世界(5)

    • 桐野夏生 - 燕は戻ってこない(12)

    • 池澤夏樹 - 風がページを…(2)

    • 亀山郁夫 - ドストエフスキーの黒い言葉(5)

    • 保苅瑞穂 - ポール・ヴァレリー 現代への遺言──わたしたちはどんな時代に生きているのか(6)

    • 岡田育 - 我は、おばさん(8)

    • 山城むつみ - 連続する問題(10)

    • 前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • 綿矢りさ 編(2)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード

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