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「すばる」2016年12月号

 14年すばる文学賞受賞第一作、上村亮平「よっつの春」。子供の頃、四国の森で初めて鹿に遭遇した芳子。月日を経て同じ森に戻り、本当の狩りを経験する。
 15年すばる文学賞佳作受賞第一作、竹林美佳「愛の単離」。研究者である「わたし」は物理現象としての愛を証明したいという野望を持っている。しかし自身は恋人との違和感ある性交に長年悩んでおり……。
 椎名誠「家のヒミツ」。犬の散歩中、シーナ少年は豆腐屋のせっちゃんから夏子姉の結婚話を聞かされる。
 広小路尚祈「あいつのいた街」。好きでもなく嫌いでもない、ただおさまりがいい街で「おれ」と「あいつ」は一緒に暮らし始めるのだが……。
 喜多ふあり「リーダーの仕事」。みなが平社員を望み、極度の「リーダー」不足にあえぐ社会を淡々と生きる「リーダー」赤尾の未来とは。
「すばるクリティーク」は、杉田俊介「『君の名は。』論——セカイとワカイの間に」を掲載。社会現象とも言うべき大ヒット作が描いたこと、描かなかったこと。
 映画『あたらしい野生の地』、マルク・フェルケルク監督インタビュー。聞き手・構成は管啓次郎。オランダにある野生動物の楽園は、かつては放置された工業用地だったという——。
 ボブ・ディラン氏のノーベル文学賞受賞によせて、戌井昭人が「ブルーにこんがらがって賞」、飯野友幸が「ディランがあの賞を取って、何が問題なんだ?」、前野健太が「いつの時代でも詩は風に舞いくちびるに触れたがっている」を寄稿。
 海外作家シリーズは『屋根裏の仏さま』で知られる日系アメリカ人、ジュリー・オーツカの「Diem Perdidi」を紹介。訳と解説は柴田元幸。

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「すばる」2016.12月号

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「すばる」2016年12月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 家のヒミツ - 椎名誠

    • よっつの春(すばる文学賞受賞第一作)- 上村亮平

    • 愛の単離(すばる文学賞佳作受賞第一作)- 竹林美佳

    • あいつのいた街 - 広小路尚祈

    • リーダーの仕事 - 喜多ふあり

  • 映画『あたらしい野生の地』マルク・フェルケルク監督インタビュー

    • リワイルディング(再野生化)の必要 - 聞き手・構成 管啓次郎

  • すばるクリティーク
    • 『君の名は。』論──セカイとワカイの間に - 杉田俊介

  • ボブ・ディラン──ノーベル文学賞受賞によせて

    • ブルーにこんがらがって賞 - 戌井昭人

    • ディランがあの賞を取って、何が問題なんだ? - 飯野友幸

    • いつの時代でも詩は風に舞いくちびるに触れたがっている - 前野健太

  • エッセイ
    • もし書くことが病なら - 前田司郎

    • アンダーグラウンド、オーヴァーグラウンド - ブレイディみかこ

    • ウォーリーを探せない - 鈴木晴香

  • すばる海外作家シリーズ32
    • Diem Perdidi - ジュリー・オーツカ/柴田元幸 訳・解説

  • 最終回
    • いとも優雅な意地悪の教本(8) - 橋本治

    • あのころのパラオをさがして(8) - 寺尾紗穂

  • 連載
    • 未老人ノート(11) - 青野聰

    • 霧の彼方──須賀敦子(2) - 若松英輔

    • 詩の約束(3) - 四方田犬彦

    • 列島祝祭論(6) - 安藤礼二

    • 超越する身体──「あなた」と「わたし」をつなぐもの(6) - 伊藤俊治+植島啓司

    • 優しい友へのレクイエム(9) - ホキ德田

    • ニッポン零年(10) - 赤川次郎

    • ハーフ・ブリード 混合体の群島(13) - 今福龍太

  • 下を向いて歩く - 堀江栞/食卓でエクリール - 中村佑子/グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア
    • こんなことしてていいのか日記 村田沙耶香 編(3)

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『景清』 - 沢美也子

    • 【美術】

      晩秋のファン・ゴッホとゴーギャン - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『ブルーに生まれついて』 - 立田敦子

    • 【本】
      • 読書日録 - 津村記久子
      • 村田喜代子『人の樹』- 蜂飼耳
      • 保坂和志『地鳴き、小鳥みたいな』- 清水良典
      • 綿矢りさ『手のひらの京』- 佐久間文子

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