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「すばる」2018年12月号

 短編、温又柔「誇り」。祖父と大伯父、異なる思いを抱きつつ日本統治下の台湾に生きた二人。統治下の「昭和」について聞きながら日本で育った欣怡(シンイー)は、平成を経て、新しい元号を迎える。
 連載載第3回、島田雅彦「君が異端だった頃」。ロシア語学科に入った「君」は、三年生の夏、鎌倉文士・野田氏の仲介を得て、書き上げたばかりの小説を抱え、「海燕」編集部を訪れる。
 連載第3回、金原ひとみ「アタラクシア」。瑛人と7年前の真実を明かしあった由依。しかし、言葉を重ねても何かがずれていく絶望的な感覚に襲われる。一方、不倫をしている夫が急に態度を変えた理由を、ツイッターで知る英美。さらに、警察から息子を保護したと連絡が……。
 連載第3回、綿矢りさ「オーラの発表会」。高校のとき、一瞬、三角関係になった海松子と萌音と奏樹。大学最初の夏休み、ひょんなことから海松子と萌音は、疎遠になっていた奏樹の案内で南の島を旅することに。
 評論、佐々木敦「地理的身体たちの演劇 岡田利規『プラータナー:憑依のポートレート』観劇記」。タイで初演を迎えた岡田の新作舞台のレポート。舞台の複雑な構造から炙り出されるタイの「地理的身体」とは?
 文芸漫談、奥泉光+いとうせいこう「フローベール『ボヴァリー夫人』を読む」。作者の声と登場人物の声の「中間」にあるボイスとは? 語りの技法として用いられる「自由間接話法」とその効果を、徹底解析!
 すばるeyeは、モブ・ノリオ「渡部直己はただ一匹か数千万匹か?~《直男癌=Straight Man Cancer》の自己診断と根治の模索~」。この夏発覚したセクハラ事件を知った筆者の“自然な”反応とは?

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「すばる」2018.12月号

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「すばる」2018年12月号 目次

作者紹介

  • 連載第三回
    • 島田雅彦 - 君が異端だった頃

    • 金原ひとみ - アタラクシア

    • 綿矢りさ - オーラの発表会

  • 小説
    • 温又柔 - 誇り

  • 評論
    • 佐々木敦 - 地理的身体たちの演劇 岡田利規『プラータナー:憑依のポートレート』観劇記

  • 文芸漫談シーズン4(24)

    • 奥泉光+いとうせいこう - フローベール『ボヴァリー夫人』を読む

  • ひと
    • ミレーナ=美智子・フラッシャール/聞き手・構成 編集部

  • すばるeye
    • モブ・ノリオ - 渡部直己はただ一匹か数千万匹か? 〜《直男癌=Straight Man Cancer》の自己診断と根治の模索〜

  • エッセイ
    • 今福龍太 - フォルモーザの房

    • 鴻野わか菜 - 白い旅──南極ビエンナーレと越後妻有

  • 最終回
    • 横山悠太 - 唐詩和訓(12)

  • 連載
    • 谷崎由依 - 遠の眠りの(7)

    • 青山七恵 - 私の家(9)

    • 山城むつみ - 連続する問題(3)

    • 中村佑子 - 私たちはここにいる──現代の母なる場所(6)

    • 菅野昭正 - 小説と映画の世紀(10)

    • 若松英輔 - 霧の彼方──須賀敦子(24)

    • Azumi - テアトル惑い/前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • 吉田篤弘 編(3)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『誰もいない国』- 沢美也子

    • 【美術】

      森村泰昌による新しい美術館は一九八〇年代をとりあげる - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『暁に祈れ』- 立田敦子

    • 【本】
      • 前田英樹 - 読書日録
      • 福嶋伸洋 - 平野啓一郎『ある男』
      • 若松英輔 - 吉村萬壱『前世は兎』
      • 陣野俊史 - 中村文則『その先の道に消える』
      • 小澤英実 - 古川日出男『とても短い長い歳月』
      • 佐久間文子 - ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』
      • 清田隆之 - レベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』

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