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「すばる」2014年12月号

 吉原清隆「小説学校の女」。作家志望の大輔。構想中の小説に役立てるため、図書館で過去の新聞記事を繰る彼の目に付いた、銃弾の写真。それは、小説学校に通っていたときに出会ったある女性の存在に関わっていた……。
 天埜裕文「ママなんて呼んだことないぜ」。同僚たちからマザコンだと思われていることを知り、三十六歳、実家で母親とふたり暮らしの「僕」は大いに動揺し……。
 上村渉「三月と五月の欠けた夢」。十九歳の政人は、家業の人形店を継ぐことを放棄し、居酒屋でアルバイト中。自宅が火事で全焼したことから、家族の問題と向き合うことに。
 喜多ふあり「堀江に住むという男」。合コンで集まった男女だったが、男の一人はネットワークビジネスの標的を探していた……。
 宮本輝+よしもとばなな対談「“死”を見据えて“生”を書く」。自身の病、親の死、三島由紀夫の切腹事件など、死について深く考えさせられた体験を語りつつ、小説との関わりを考える。
 吉村萬壱+若松英輔の対談「人間という未知を描く」。最新刊『ボラード病』が話題の吉村萬壱と、評論家の若松英輔が対談。北條民雄や井筒俊彦の遺した言葉を通して見えてくるものとは?
「すばるクリティーク」は岡和田晃「夷を微かに希うこと――向井豊昭と木村友祐」。向井豊昭「下北」等を読解しつつ、向井と同じく東北を描く木村友祐の作品を論じる。
「ひと」では詩人・谷川俊太郎と映画監督・杉本信昭が登場。

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「すばる」2014.12月号

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「すばる」2014年12月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 小説学校の女 - 吉原清隆

    • ママなんて呼んだことないぜ - 天埜裕文

    • 三月と五月の欠けた夢 - 上村渉

    • 堀江に住むという男 - 喜多ふあり

  • 新連載
    • ハーフ・ブリード 混合体の群島 - 今福龍太

  • カラーグラビア最終回
    • 旅ときりぎりす(24) - 管啓次郎

  • すばるクリティーク
    • 夷を微かに希うこと──向井豊昭と木村友祐 - 岡和田晃

  • 対談
    • 人間という未知を描く - 吉村萬壱+若松英輔

  • 対談
    • 〝死〟を見据えて〝生〟を書く - 宮本輝+よしもとばなな

  • ひと
    • 谷川俊太郎+杉本信昭 - 聞き手・構成/編集部

  • エッセイ
    • スコットランドの思い出 - 小田島恒志

    • 終電で来て始発で帰ろう! - 立川談四楼

  • 連載
    • 蠕動で渉れ、汚泥の川を(4) - 西村賢太

    • 光のない海(5) - 白石一文

    • よはひ(19) - いしいしんじ

    • 竹富島の宇宙(17) - 森まゆみ

    • 犬たちの肖像(18) - 四方田犬彦

  • ことの葉つづり - 大久保有加/グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『水の戯れ』 - 沢美也子

    • 【美術】

      第十四回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展 - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『毛皮のヴィーナス』 - 立田敦子

    • 【本】
      • 読書日録 - 山城むつみ
      • 川上弘美『水声』 - 荒井裕樹
      • 角田光代『笹の舟で海をわたる』 - 三浦天紗子
      • 絲山秋子『離陸』 - 田中弥生
    • ザ☆すばる望遠鏡
      • 「バニパル」が拓く現代アラブ文学

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