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「すばる」2015年1月号

 津島佑子「ジャッカ・ドフニ――海の記憶の物語」連載スタート。地震と津波に襲われた2011年、「わたし」はオホーツク海に向かう。去来する様々な記憶。そして記憶は1600年代、キリシタンとして生きる少女へと繋がって……。
 金原ひとみ新作長編「持たざる者」、400枚一挙掲載。放射能問題で離婚した修人、夫の海外赴任先で大きな喪失を経験した千鶴、イギリスに原発避難したエリナ、念願の日本帰国後思わぬ敵に脅かされる朱里。信じていた世界を破壊された人々は、どう生きる?
「新年掌編競作――二〇〇〇字文学館」。原稿用紙5枚、約2000字という制約のなかで、32人の作家が生み出す無限の宇宙。掌編小説の魅力を、存分にご堪能ください!
 作家が自らの日常を、3号連続、写真つきで綴るカラーグラビア「こんなことしてていいのか日記」がスタート。最初の執筆者は角田光代!
 新連載「緋の舟――往復書簡」がスタート。染色家で作家の志村ふくみと評論家の若松英輔が、互いに書簡をしたため、文学・哲学・美術を融通無碍に語り合う。
 ノーベル文学賞を受賞したパトリック・モディアノに、訳者でもある堀江敏幸が寄せる「ミコクリエを探して」。80年代末、モディアノ作品との出会いから最新作までを綴る。
 奥泉光+いとうせいこう「文芸漫談 泉鏡花『高野聖』を読む」。旅の僧が同宿の男に語って聞かせる、蛇地獄や蛭地獄、人を獣に変えてしまう妖艶な女……の物語。「ものすごくヘン」で「魅力的」(奥泉光談)な、鏡花の世界に迫る。

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「すばる」2015.1月号

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「すばる」2015年1月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 持たざる者 - 金原ひとみ

    • [短期集中掲載]ジャッカ・ドフニ──海の記憶の物語 - 津島佑子

  • 新年掌編競作──二〇〇〇字文学館

    • プロ野球さつじん事件 - 青木淳悟

    • Set Me Free - 阿部和重

    • 犬の名前 - 井上荒野

    • 小指 - 岩城けい

    • 俺じゃない男のほう - 岡田利規

    • フュミ・タカダ=モンテメールについて - 小野正嗣

    • 叔母を訪ねる - 小山田浩子

    • 地底裁判 - 栗田有起

    • セロファン - 玄侑宗久

    • 宝石 - 小林エリカ

    • 霧の中から - 佐川光晴

    • 李徴の嘆き - 青来有一

    • 散歩 - 髙樹のぶ子

    • 船は来ない - 谷崎由依

    • 成人式 - 中島たい子

    • どかない猫 - 長嶋有

    • 糸のからまり - 中村文則

    • 黒い球 - 西加奈子

    • 柿男の結婚 - 橋本治

    • 知られざる勝者 - 羽田圭介

    • 恥ずかしい子供 - 原田ひ香

    • 雪子 - 日和聡子

    • ヨンストン - 福永信

    • 手 - 藤沢周

    • 草あるいは - 松浦寿輝

    • ナショナルアンセムの恋わずらい - 松田青子

    • 梅波三郎──新春篇 - 松波太郎

    • 仁義なき戦い 21世紀死闘篇 - 宮沢章夫

    • 野生のバス - 宮下奈都

    • 桜井にスターバックスができる日 - モブ・ノリオ

    • 2015 検索 新世界 - 森絵都

    • 迷子 - 楊逸

  • カラーグラビア新連載
    • こんなことしてていいのか日記 角田光代編(1)

  • 新連載
    • 緋の舟──往復書簡 - 志村ふくみ+若松英輔

  • 評論
    • ミコクリエを探して──パトリック・モディアノに - 堀江敏幸

  • 文芸漫談シーズン4(13)

    • 泉鏡花『高野聖』を読む - 奥泉光+いとうせいこう

  • エッセイ
    • 赤瀬川原平さんを追悼する - 松田哲夫

    • 赤瀬川さんという薬包 - 福田尚代

  • すばるeye
    • 文学の街バルセロナの独立運動 - 田澤耕

  • ひと
    • 加瀬亮 - 聞き手・構成/倉本さおり

  • 最終回
    • 犬たちの肖像(19) - 四方田犬彦

  • 連載
    • 蠕動で渉れ、汚泥の川を(5) - 西村賢太

    • 光のない海(6) - 白石一文

    • 竹富島の宇宙(18) - 森まゆみ

  • ことの葉つづり - 大久保有加/グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『真田十勇士』 - 沢美也子

    • 【美術】

      フェルディナント・ホドラー - 金沢百枝

    • 【映画】

      『薄氷の殺人』 - 越川芳明

    • 【本】
      • 読書日録 - 与那原恵
      • 瀬戸内寂聴『死に支度』 - 水原紫苑
      • 髙樹のぶ子『少女霊異記』 - 西山繭子
      • 保坂和志『朝露通信』 - 千野帽子
      • 多和田葉子『献灯使』 - 松永美穂
      • よしもとばなな『鳥たち』 - トミヤマユキコ
      • 中村文則『教団X』 - 髙橋敏夫
      • 柴崎友香『きょうのできごと、十年後』 - 石井千湖
      • ロバート・クーヴァー『ノワール』 - 諏訪部浩一

すばる文学賞

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twitter@subaru_henshubu

第38回すばる文学賞発表 受賞作 足立陽「島と人類」、上村亮平「みずうみのほうへ」(「その静かな、小さな声」改題)

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