すばる最新号  >  

「すばる」2016年8月号

 新連載、高橋源一郎「ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた」。〝ぼくたち〟は、夏休みに「くに」を作ろうという話になって──。
 椎名誠「しゃっくりの大男」。シーナ少年は学芸会で大役に抜擢される。スポットライトが当たる学校生活、その一方で、父の病状は悪くなっていき……。
 奥田亜希子「はじまりの名前」。 彼女と別れたばかりのおれは、先輩からコギリさんを紹介された。ちょっとずれている彼女に、驚きつつも興味を覚える。
 特集「LGBT──海の向こうから」。古典から近作まで、さまざまな国で試みられた表現者たちの探求。
 まずは評論4編。野崎歓がフランス文学、垂水千恵が台湾文学におけるLGBTの系譜を辿る。前田和泉はロシアのマリーナ・ツヴェターエワ、西山敦子はマギー・ネルソン『アルゴノーツ』を考察。
 つづいてエッセイ4編。松田青子、ジェフリー・アングルス、久野量一、ミヤギフトシが寄稿。
 INTERVIEWS「わたしの光となった表現」に登場する7人は、牧村朝子、杉山文野、三橋順子、中村キヨ(中村珍)、マーガレット、田亀源五郎、橋口亮輔。
 特集の最後は海外からの小説を。ジャスティン・トーレス「動物のように、僕らは」を高橋雅康の抄訳で。
 対談、西村賢太+湊かなえ「「いまの挫折」は「一生の挫折」では、ない!」。西村新刊『蠕動で渉れ、汚泥の川を』を、新・山本周五郎賞作家の湊はどう読む?
 海外作家シリーズは、短編の名手、アメリカ若手作家のセス・フリードを藤井光訳で。両氏の対談も併録。
 木村元彦が、ConIFAに出場したFC KOREAの挑戦を追いかけた「朝鮮高校サッカー部を辿る旅 特別篇」もお見逃しなく!

「すばる」8月号を購入する。

「すばる」年間的購読キャンペーン実施中!

「すばる」2016.8月号

バックナンバー一覧へ

「すばる」から生まれた本。

書評一覧へ

「すばる」2016年8月号 目次

作者紹介

  • 新連載
    • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた - 高橋源一郎

  • 小説
    • しゃっくりの大男 - 椎名誠

    • はじまりの名前 - 奥田亜希子

  • 特集:LGBT──海の向こうから

    • 評論
      • 第三の性と出会うとき──フランス文学とホモセクシュアリティ - 野崎歓

      • すでに周縁ではない? 台湾LGBTQ文学 - 垂水千恵

      • そして声は鳩となる〜マリーナ・ツヴェターエワのセクシュアリティをめぐって〜 - 前田和泉

      • その結婚の、メンバー──マギー・ネルソン『アルゴノーツ』について - 西山敦子

    • エッセイ
      • 内側からの自然な声 - 松田青子

      • 同性婚は愛の契りだけではない - ジェフリー・アングルス

      • キューバのもう一つの窓 - 久野量一

      • 米軍兵のDrag Queen - ミヤギフトシ

    • INTERVIEWS わたしの光となった表現
      • 牧村朝子/杉山文野/三橋順子/中村キヨ/マーガレット/田亀源五郎/橋口亮輔 - 聞き手 外山雄太/構成 編集部

    • すばる海外作家シリーズ29
      • 動物のように、僕らは(抄) - ジャスティン・トーレス/高橋雅康 訳・解説

  • 対談
    • 「いまの挫折」は「一生の挫折」では、ない! - 西村賢太+湊かなえ

  • シリーズ
    • 朝鮮高校サッカー部を辿る旅 特別篇 - 木村元彦

  • すばる海外作家シリーズ30
    • 小説
      • 宇宙を旅する大冒険 - セス・フリード/藤井光 訳・解説

    • 対談
      • 切れ味とユーモアが共存する短編 - セス・フリード+藤井光

  • エッセイ
    • モハメド・アリの言葉を読む - モブ・ノリオ

    • 喪服 - 植本一子

    • バスク人になる - 金子奈美

  • 連載
    • 未老人ノート(9) - 青野聰

    • 列島祝祭論(2) - 安藤礼二

    • 超越する身体──「あなた」と「わたし」をつなぐもの(2) - 伊藤俊治+植島啓司

    • いとも優雅な意地悪の教本(4) - 橋本治

    • あのころのパラオをさがして(4) - 寺尾紗穂

    • 優しい友へのレクイエム(5) - ホキ德田

    • ニッポン零年(6) - 赤川次郎

    • ハーフ・ブリード 混合体の群島(11) - 今福龍太

  • 下を向いて歩く - 堀江栞/食卓でエクリール - 中村佑子/グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア
    • こんなことしてていいのか日記 戌井昭人 編(2)

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『TARO URASHIMA』 - 沢美也子

    • 【美術】

      吉増剛造と新しい形式の詩 - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『暗殺』 - 野崎歓

    • 【本】
      • 読書日録 - 高橋弘希
      • 川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』 - 阿部公彦
      • 鹿島田真希『選ばれし壊れ屋たち』 - 倉本さおり
      • 田中慎弥『炎と苗木 田中慎弥の掌劇場』 - 蜂飼耳
      • 奥田亜希子『ファミリー・レス』 - 神田法子
      • 西村賢太『一私小説書きの日乗 遥道の章』 - 越川芳明
      • 杉田俊介『長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで』 - 矢野利裕
      • 樺山三英『ドン・キホーテの消息』 - 藤田直哉
      • アントニオ・G・イトゥルベ『アウシュヴィッツの図書係』 - 佐久間文子

すばる文学賞

  • 応募要項へ
  • これまでの受賞者

投稿原稿について当編集部では、「すばる文学賞」への応募作品以外、原稿をお受け致しません。送られた原稿の返却、お問い合わせにはいっさい応じかねます。作品は、「すばる文学賞」にご応募ください。

twitter@subaru_henshubu
集英社・熊本地震災害 被災者支援募金のお知らせ
『蠕動で渉れ、汚泥の川を』刊行記念対談 西村賢太×湊かなえ「「いまの挫折」は「一生の挫折」では、ない!」試し読み
『バラカ』刊行記念特別対談 桐野夏生×奥泉光「今、「東京」を書き残す」試し読み
いとうせいこう×奥泉光「文芸漫談シーズン4」次回公演のお知らせ