すばる最新号  >  

「すばる」2016年10月号

 椎名誠「かいちゅうじるこ」。ひときわ目立つ「洋館」に越してきた伊藤君の家に招かれたシーナ少年は「かいちゅうじるこ」でもてなされ……。
 二瓶哲也「酩酊のあいまに」。惰眠を貪る「私」の脳裏に去来するのは、十代の頃に出会ったある少女の記憶。どうにもならない宿命を生きる者たちの物語。
 特集「海外文学の実り」。世界屈指の翻訳文化が育っているといわれる日本。それを支える翻訳者たちが、〝宝物〟のような作品を紹介。J・M・クッツェー「スペインの家」をくぼたのぞみが、マーガレット・アトウッド「フリーズドライ花婿」を鴻巣友季子が、アリ・スミス「普遍的な物語」を岸本佐知子が、トム・ハンクスのエッセイ「おれはトム。タイプライターで書くのが好き。わかる?」を飯野友幸が、翻訳・解説する。柴田元幸が選び、訳した、ディケンズを含む5作品からなる掌篇選「彼岸からの声」もお見逃しなく。
 現代詩の第一人者・谷川俊太郎が書き下ろし作品「近作十四行詩」で登場。
 四方田犬彦の新連載「詩の約束」。詩の古典と現代を紹介しつつ「詩とは何か?」を考察する。
 飯吉光夫「日常詩人ギュンター・グラス──遺作詩画集『これっきり』をめぐって」にもご注目を。
 木村元彦+星野智幸、対談「想像力で橋を架ける」。『橋を架ける者たち──在日サッカー選手の群像』を上梓する木村と、小説家の星野が初対談。サッカーとナショナリズム、ノンフィクションと小説について語る。
 原田ひ香+鈴木謙介、対談「「失踪」という社会の余白」。『失踪.com 東京ロンダリング』の著者と、気鋭の社会学者が、都会の人間関係を考える。
 クリント・イーストウッドへのインタビューも掲載。
  第40回すばる文学賞の二次予選通過作を発表。

「すばる」10月号を購入する。

「すばる」年間的購読キャンペーン実施中!

「すばる」2016.10月号

バックナンバー一覧へ

「すばる」から生まれた本。

書評一覧へ

「すばる」2016年10月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • かいちゅうじるこ - 椎名誠

    • 酩酊のあいまに - 二瓶哲也

  • 特集:海外文学の実り

    • スペインの家 - J・M・クッツェー/くぼたのぞみ 訳・解説

    • フリーズドライ花婿 - マーガレット・アトウッド/鴻巣友季子 訳・解説

    • 普遍的な物語 - アリ・スミス/岸本佐知子 訳・解説

    • おれはトム。タイプライターで書くのが好き。わかる? - トム・ハンクス/飯野友幸 訳・解説

    • 掌篇選「彼岸からの声」- チャールズ・ディケンズ/ザカリア・タメル/リン・ディン/ジューナ・バーンズ/ノーマン・ロック/レベッカ・ブラウン/柴田元幸 訳・解説

    • 近作十四行詩 - 谷川俊太郎

  • 新連載
    • 詩の約束 - 四方田犬彦

  • 対談
    • 想像力で橋を架ける - 木村元彦+星野智幸

    • 「失踪」という社会の余白 - 原田ひ香+鈴木謙介

  • 評論
    • 日常詩人ギュンター・グラス──遺作詩画集『これっきり』をめぐって - 飯吉光夫

  • ひと
    • クリント・イーストウッド - 聞き手・構成/佐藤友紀

    • テオドル・ベスター - 聞き手・構成/立田敦子

  • エッセイ
    • もう一度、見ることの困難さとともに - 新井卓

    • ドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』を撮り終えて - 重江良樹

  • 連載
    • ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた(3) - 高橋源一郎

    • 未老人ノート(10) - 青野聰

    • 列島祝祭論(4) - 安藤礼二

    • 超越する身体──「あなた」と「わたし」をつなぐもの(4) - 伊藤俊治+植島啓司

    • いとも優雅な意地悪の教本(6) - 橋本治

    • あのころのパラオをさがして(6) - 寺尾紗穂

    • 優しい友へのレクイエム(7) - ホキ德田

    • ニッポン零年(8) - 赤川次郎

    • ハーフ・ブリード 混合体の群島(12) - 今福龍太

  • 下を向いて歩く - 堀江栞/食卓でエクリール - 中村佑子/グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • 第40回すばる文学賞二次予選通過作発表

  • カラーグラビア
    • こんなことしてていいのか日記 村田沙耶香 編(1)

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『フリック』 - 沢美也子

    • 【美術】

      あいちトリエンナーレ 散漫さと視点 - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『彷徨える河』 - 越川芳明

    • 【本】
      • 読書日録 - 津村記久子
      • 津島佑子『狩りの時代』 - 杉田俊介
      • 山崎ナオコーラ『美しい距離』 - 石井千湖
      • 松波太郎『月刊「小説」』 - 佐藤康智
      • 崔実『ジニのパズル』 - 神田法子
      • J・M・クッツェー『イエスの幼子時代』 - 阿部公彦

すばる文学賞

  • 応募要項へ
  • これまでの受賞者

投稿原稿について当編集部では、「すばる文学賞」への応募作品以外、原稿をお受け致しません。送られた原稿の返却、お問い合わせにはいっさい応じかねます。作品は、「すばる文学賞」にご応募ください。

twitter@subaru_henshubu
集英社・熊本地震災害 被災者支援募金のお知らせ
『蠕動で渉れ、汚泥の川を』刊行記念対談 西村賢太×湊かなえ「「いまの挫折」は「一生の挫折」では、ない!」試し読み
いとうせいこう×奥泉光「文芸漫談シーズン4」次回公演のお知らせ