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「すばる」2014年5月号

 佐川光晴「おれたちの故郷」。児童養護施設・魴鮄舎を巣立ち、高校に進んだ陽介と卓也。勉強にスポーツに、懸命に打ち込む二人だったが、魴鮄舎閉鎖の危機の報が舞い込み……。
 いとうせいこう「フラッシュ」。密室にこもった男女。女は筆談のように、猛烈な勢いで紙にコトバを書き付けていく。それを読むうち、男は奇妙な世界へと入り込み……。
 古川日出男「多年草たちの南フランス」。大震災直後に日本を脱出して十五年、ルカは南フランス・カマルグで暮らしながら、残してきた娘を思う。
 早助よう子「妊娠同盟」。「ねえ、自分だけを愛してくれる存在がいたら、よくない?」。海辺の田舎町に暮らす少女たちが、ありふれた幸福を求めて起こした驚くべき行動とは?
 杉田協士「河の恋人」は、映画監督として活躍する著者のデビュー小説。
 崎山多美「Qムラ前線a」。届けられた不思議なノートの記述に従い、「わたし」は「Qムラ」を訪れるが……。
 瀬戸内寂聴、掌編「サーカス」もお見逃しなく!!
 対談/ウェイ・ダーション+中沢新一「「高い視点」で結ぶ友情――映画『KANO』をめぐって」。台湾で大ヒット中の映画『KANO』。プロデューサーのウェイ・ダーションと中沢新一が対談。日本統治時代の台湾を描いた映画を通じ、アジアの過去と未来を考える。
 海外作家シリーズ14は、アスル・エルドアンの「ある入院患者の日記」を宮下遼訳で。
『神聖喜劇』などで知られる大西巨人氏(3月12日逝去)への思いを、阿部和重と髙橋敏夫が寄稿。

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「すばる」2014.5月号

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「すばる」2014年5月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • おれたちの故郷 - 佐川光晴

    • フラッシュ - いとうせいこう

    • 多年草たちの南フランス - 古川日出男

    • 妊娠同盟 - 早助よう子

    • Qムラ前線a - 崎山多美

    • 河の恋人 - 杉田協士

  • 掌編
    • サーカス - 瀬戸内寂聴

  • ひと
    • ウディ・アレン - 聞き手・構成/立田敦子

    • 最相葉月 - 聞き手・構成/編集部

    • 小川絵梨子 - 聞き手・構成/編集部

  • 対談
    • 「高い視点」で結ぶ友情 映画『KANO』をめぐって - ウェイ・ダーション+中沢新一

  • エッセイ
    • コインの裏表 - 中沢新一

  • すばる海外作家シリーズ14
    • ある入院患者の日記 - アスル・エルドアン/宮下遼 訳・解説

  • 追悼 大西巨人

    • 大西巨人追悼──あるいはパンフォーカス的記述の意義 - 阿部和重

    • 小さな抗いをもちよる無数の東堂太郎へ - 髙橋敏夫

  • エッセイ
    • 父は鳥肉を食べなかった - 上村渉

    • スタジオジブリの「語りにくさ」 - 渡邉大輔

  • 連載
    • よはひ(13) - いしいしんじ

    • 教団X(24) - 中村文則

    • 東京零年(25) - 赤川次郎

    • 竹富島の宇宙(10) - 森まゆみ

    • 犬たちの肖像(12) - 四方田犬彦

    • となりのロボット - 岡田美智男/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア
    • 旅ときりぎりす(17) - 管啓次郎

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『夜中に犬に起こった奇妙な事件』 - 沢美也子

    • 【美術】

      イメージの力 - 金沢百枝

    • 【映画】

      『アデル、ブルーは熱い色』 - 野崎歓

    • 【本】
      • 読書日録 - 山田航
      • 古井由吉『鐘の渡り』 - 石田千
      • 小川洋子+クラフト・エヴィング商會『注文の多い注文書』 - 福田尚代
      • 松田青子『英子の森』 - 荒井裕樹
      • ブライアン・エヴンソン『遁走状態』 - 倉本さおり

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