特集一覧
-
『みどりいせき』刊行記念対談 金原ひとみ×大田ステファニー歓人
未曽有の青春小説が生まれた背景や、取得した言語の手法について、さまざまな視点から楽しい探訪が展開します。
-
井上荒野『錠剤F』刊行記念インタビュー
井上荒野さんの新作『錠剤F』は、平凡な人々の日常がふと揺らぐ瞬間を掬い取った短編集。なんとも言えない不穏さ、不安定感が読者の心を揺らす刺激的な十編は、どれも意外なところに出発点が。井上さんならではの、短編の作り方とは?
-
柴崎友香×斎藤真理子
『続きと始まり』刊行記念対談「終わらない“続き”を生きていく」
-
金原ひとみ デビュー20周年記念インタビュー
作家生活20周年を迎えてさらに勢いを増す金原さんの、ここまでの足取りと、今見えている風景、そして今後について。金原さんがもっとも信頼する江南亜美子氏をインタビュアーに招き、伺いました。
-
『パッキパキ北京』刊行記念対談 綿矢りさ×藤井省三
対談のお相手は雑誌掲載時からこの小説に興味を持っていたという、日本を代表する中国文学者・藤井省三さん。綿矢さんの思いもかけない中国との縁や中国文化とのつながりを文芸評論家として紐解いてゆく。
-
『わたしに会いたい』刊行記念インタビュー 西加奈子
コロナ禍で感じたこと、カナダで過ごしたこと、がんになったこと……。自身の体験や記憶を種に生まれた、パワフルで光に満ちた八つの物語。普段は長編を中心に活動する作家の短編集には、長編にはない“効きの強さ”が宿っていた。
-
『最愛の』刊行記念対談 上田岳弘×高橋一生
今年九月、最新刊となる長編『最愛の』を刊行した上田岳弘さん。上田作品を読み込んでこられた俳優・高橋一生さんをお迎えし、これまでのお二人のお仕事や新刊について、そして現代社会に対して抱く危機感と、創作/表現の未来について、深く語っていただいた。
-
『江戸POP道中文字栗毛』刊行記念対談 児玉雨子×三宅香帆
作詞家・小説家の児玉雨子さんの新刊『江戸POP道中文字栗毛』が発売されました。児玉さんが近世文芸に心惹かれていた理由がエッセイとして軽快に書かれ、大胆に解釈が加わったリメイク小説には現代に通ずるものがあります。同じく『妄想とツッコミでよむ万葉集』、『(萌えすぎて)絶対忘れない! 妄想古文』などで、和歌や平安朝の物語を中心に古典の魅力を世に伝える著書を発表してきた三宅香帆さん。おふたりが語らう中で「推す」時代が違うからこそ見えてきたものとは──。
-
『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』刊行記念対談 澤田直×山本貴光
長年ペソア作品を日本で紹介してきた澤田直氏がこのほど『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』を上梓したことを機に、自身もペソアに深く魅せられてきた文筆家でゲーム作家の山本貴光氏が、その創造世界について著者の澤田氏と語り合った。
-
『いい子のあくび』刊行記念対談 高瀬隼子×ひらりさ
互いの作品の感想から社会や周囲の人間に対して抱く感情についてまで、広く語っていただきました。
-
『流れる島と海の怪物』刊行記念対談 田中慎弥×宇佐見りん
作家として、またそれぞれの読者として、”強靭”な文体を持つ二人が初めてじっくり語り合った。
-
わたしたちとフェミニズム
もっと知り、もっと考えるために。わたしたちが新しい「目」や「声」を獲得することで、少しでも明日が変わるように。「すばる」掲載時に話題を呼んだフェミニズム関連の記事を、随時公開します。