すばる最新号  >  バックナンバー一覧  >  2020年11月号

「すばる」2020年11月号

 村田沙耶香『世界99』。自分には「性格」がない。そう気づいたのは、幼稚園生のときだった。過去のない街クリーン・タウンに暮らす空子は、日々「分裂」を繰り返しながら生きている。10歳のある日、逃げたペットを探していた空子は転校生の女の子・白藤さんと出会い……。注目の新連載。
 第44回すばる文学賞発表。
 受賞作/木崎みつ子『コンジュジ』。父は失業して手首を切り、母は我が子の誕生日に家を出た。孤独に自活する小学生のせれなはある日、テレビの深夜番組に現れた人に心を奪われる。10年前にこの世を去った彼は、彼女の生きる支えとなり……。選評/奥泉光、金原ひとみ、川上未映子、岸本佐知子、堀江敏幸。
 山崎ナオコーラ『笑顔と筋肉ロボット』。紬は小柄で筋肉があまり無い。「挨拶と笑顔を大事にして、重いものを持ってくれる人を見つけるように」と親から教えられて育ち、その目標は達成したのだが、疑問が膨らんでいき……。
 インタビュー/サーシャ・フィリペンコ『誇り高き抗議──ベラルーシ民主化の当事者より』。混乱する現地の状況を気鋭のベラルーシ人作家が語る。聞き手・訳/奈倉有里。
 森田真生『僕たちはどう生きるか──夏編』。今夏、「協生農法」という考え方に触れ、開眼した筆者。その出会いと新たに深めた思考を綴る。
 エッセイ/石川宗生『『人間の大地』発『球形時間』経由『アルケミスト』行き』、堀内都喜子『ことばは生きている』。

「すばる」2020.11月号

バックナンバー一覧へ

「すばる」2020年11月号 目次

作者紹介

  • 新連載
    • 村田沙耶香 - 世界99

  • 小説
    • 山崎ナオコーラ - 笑顔と筋肉ロボット

  • 第44回すばる文学賞発表

    • 受賞作
      • 木崎みつ子 - コンジュジ

    • 選評
      • 奥泉光/金原ひとみ/川上未映子/岸本佐知子/堀江敏幸

    • 受賞者インタビュー
      • 木崎みつ子/聞き手・構成 編集部

  • 論考
    • 森田真生 - 僕たちはどう生きるか──夏編

  • エッセイ
    • 石川宗生 -『人間の大地』発『球形時間』経由『アルケミスト』行き

    • 堀内都喜子 - ことばは生きている

  • インタビュー
    • サーシャ・フィリペンコ/聞き手・訳 奈倉有里 - 誇り高き抗議──ベラルーシ民主化の当事者より

  • 最終回
    • 武田砂鉄 - マチズモを削り取れ(12)

  • 連載
    • 花村萬月 - ハイドロサルファイト・コンク(5)

    • 奥泉光 - 虚史のリズム(6)

    • 高橋源一郎 - この素晴らしき世界(11)

    • 桐野夏生 - 燕は戻ってこない(21)

    • 恩田陸 - 鈍色幻視行(58)

    • 植島啓司 - 水の神(6)

    • 松田青子 - 自分で名付ける(7)

    • 角幡唯介 - 裸の大地(10)

    • 池澤夏樹 - 風がページを…(11)

    • 亀山郁夫 - ドストエフスキーの黒い言葉(13)

    • 保苅瑞穂 - ポール・ヴァレリー 現代への遺言──わたしたちはどんな時代に生きているのか(14)

    • 杉田俊介 - 橋川文三とその浪曼(17)

    • 前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • 李琴峰 編(2)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『リチャード二世』 - 沢美也子

    • 【美術】

      鴻池朋子 ちゅうがえり - 金沢百枝

    • 【映画】

      『大頭脳』『恐怖に襲われた街』- 野崎歓

    • 【本】
      • 遠野遥 - 読書日録
      • 吉田伸子 - 椎名誠『続 家族のあしあと』
      • 蜂飼耳 - 温又柔『魯肉飯のさえずり』
      • 橋爪大三郎 - 加藤典洋『オレの東大物語 1966〜1972』

すばる文学賞

  • 応募要項へ
  • これまでの受賞者

投稿原稿について当編集部では、「すばる文学賞」「すばるクリティーク賞」への応募作品以外、原稿をお受け致しません。送られた原稿の返却、お問い合わせにはいっさい応じかねます。

すばるクリティーク賞

  • 応募要項へ
  • これまでの受賞者
twitter@subaru_henshubu