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「すばる」2020年4月号

 ふくだももこ「君か、それ以外」。初めての失恋、タバコの味、不本意なデート、母の涙、不格好なたこ焼き、そして、いつもそばにいる友……。鮮烈な青春小説。
 上村亮平「空港にて」。遅延するフライトを待つ間、十数年ぶりに再会した父に息子は物語をせがむ。そして父が語る不思議な出会いとは──。短編小説。
 福嶋伸洋「海へ行くつもりじゃなかった」。雪に覆われた長岡から東京、そして南国リオの海岸へ。〈僕〉がたどった大人になるまでの切なく甘い記憶。中編小説。
 朝吹真理子+岡田利規の対談「社会的な死を〝幽霊化〟する」。忘れ去られてしまうかもしれない生死の瞬間を、フィクションに呼び起こすことについて、縦横に語り合う。
 インタビュー/小島美羽。〈特殊清掃〉と〈遺品整理〉の仕事をしながら、孤独死の〝現場〟のミニチュアを作る。そのきっかけとは?
 インタビュー/青木美紅。自身が配偶者間人工授精によって生を受けたと知ったのをきっかけに制作した作品「1996」が話題に。当事者としての創作の過程に迫る。
 森田真生「祖父へ」、清田隆之「生まれたからにはまだ死ねない」。生と死にかかわる二つのエッセイ。
 阿部公彦「森鷗外と事務能力──『渋江抽斎』の物と言葉」、江南亜美子「生と死と、レジリエンス—『オーバーストーリー』論」、安藤泰至「「死の自己決定」に潜む危うさ」、日比野由利「生殖の商品化のゆくえ」。生と死にまつわるさまざまな事象に光をあてる四本の論考。
 沼野充義訳・解説、チェーホフ「グーセフ」。極東で五年の兵役を終え、故郷に戻る船に乗り込んだグーセフ。著者がサハリンからモスクワに戻って最初に発表した名作。

「すばる」2020.4月号

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「すばる」2020年4月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • ふくだももこ - 君か、それ以外

    • 上村亮平 - 空港にて

    • 福嶋伸洋 - 海へ行くつもりじゃなかった

  • 特集:生と死を惟みる

    • 対談
      • 朝吹真理子+岡田利規則 - 社会的な死を〝幽霊化〟する

    • 論考
      • 阿部公彦 - 森鷗外と事務能力──『渋江抽斎』の物と言葉

      • 江南亜美子 - 生と死と、レジリエンス──『オーバーストーリー』論

      • 安藤泰至 -「死の自己決定」に潜む危うさ

      • 日比野由利 - 生殖の商品化のゆくえ

    • エッセイ
      • 森田真生 - 祖父へ

      • 清田隆之 - 生まれたからにはまだ死ねない

    • インタビュー
      • 小島美羽/聞き手・構成 編集部

      • 青木美紅/聞き手・構成 編集部

    • 新訳
      • チェーホフ/沼野充義 訳・解説 - グーセフ

  • エッセイ
    • 岩田和馬 - タルラバシュ再訪

    • 三角みづ紀 - ナラティブな地図

  • 連載
    • 桐野夏生 - 燕は戻ってこない(14)

    • 角幡唯介 - 裸の大地(3)

    • 池澤夏樹 - 風がページを…(4)

    • 亀山郁夫 - ドストエフスキーの黒い言葉(7)

    • 保苅瑞穂 - ポール・ヴァレリー 現代への遺言──わたしたちはどんな時代に生きているのか(8)

    • 岡田育 - 我は、おばさん(10)

    • 杉田俊介 - 橋川文三とその浪曼(10)

    • 山城むつみ - 連続する問題(11)

    • 前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • 木村友祐 編(1)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『反応工程』- 沢美也子

    • 【美術】

      「未来と芸術展」がオリパラ前に開催される意味 - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『ペトルーニャに祝福を』- 越川芳明

    • 【本】
      • 広瀬奈々子 - 読書日録
      • 佐々木敦 - 辻原登『卍どもえ』
      • 清水良典 - 小野正嗣『踏み跡にたたずんで』
      • 栩木玲子 - ポール・オースター『サンセット・パーク』

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