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「すばる」2019年11月号

 第43回すばる文学賞発表。受賞作は高瀬隼子『犬のかたちをしているもの』。30歳の薫は、恋人の郁也とセックスをしていない。ある日、郁也から彼の子を妊娠しているミナシロという女性を紹介され「子ども、もらってくれませんか?」と持ちかけられる。身体、生殖、愛をめぐる、新しい問いの結晶。受賞作、選考経過、選考委員(江國香織、奥泉光、角田光代、高橋源一郎、堀江敏幸)による選評、受賞者インタビューを掲載。
 木村友祐『幼な子の聖戦』。「犠牲になるのは、いがなのが、おらなのが?」。田舎の村暮らしに飽いていた村議の「おれ」。そんななか村長選に幼なじみの山蕗仁吾が立候補。しかし対立候補擁立の動きにより村は二分され、「おれ」は予期せぬ決断を迫られることに……。一挙掲載。
 江國香織+柴田元幸「私たちが見たアメリカと、あの日の自分」。江國氏は、最新長編『彼女たちの場合は』でアメリカを旅する17歳と14歳の二人の少女を描いた。その創作秘話から、両氏のアメリカ観、創作の核心について触れる対談。
 インタビュー/青山七恵。新刊『私の家』が生まれるまでを振り返る。変わりゆく「家」や「家族」の多様性を肯定していくことについて。
 ご逝去された池内紀氏を偲ぶエッセイ、若島正「池内さんの声」、野崎歓「自由人の矜持」を掲載。

「すばる」2019.11月号

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「すばる」2019年11月号 目次

作者紹介

  • 第43回すばる文学賞発表

    • 受賞作
    • 高瀬隼子 - 犬のかたちをしているもの

  • 選評
    • 江國香織/奥泉光/角田光代/高橋源一郎/堀江敏幸

    受賞者インタビュー
    • 高瀬隼子/聞き手・構成 編集部

  • 小説
    • 木村友祐 - 幼な子の聖戦

  • 追悼:池内紀

    • 若島正 - 池内さんの声

    • 野崎歓 - 自由人の矜持

  • すばる海外作家シリーズ42
    • カルラ・スアレス/久野量一 訳・解説 - 飛びたい

  • ひと
    • 青山七恵/聞き手・構成 編集部

  • 対談
    • 江國香織+柴田元幸 - 私たちが見たアメリカと、あの日の自分

  • エッセイ
    • 太田靖久 - 古本と電子書籍とZINE

    • 木下眞穂 -「ドアを開けてくれる?」

  • 連載
    • 高橋源一郎 - この素晴らしき世界(3)

    • 桐野夏生 - 燕は戻ってこない(9)

    • 恩田陸 - 鈍色幻視行(52)

    • 亀山郁夫 - ドストエフスキーの黒い言葉(2)

    • 保苅瑞穂 - ポール・ヴァレリー 現代への遺言──わたしたちはどんな時代に生きているのか(3)

    • 吉見俊哉 - 東京をやりなおす──社会学的東京都心街歩きガイド(4)

    • 岡田育 - 我は、おばさん(5)

    • 杉田俊介 - 橋川文三とその浪曼(6)

    • 前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • ふくだももこ 編(2)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『終わりのない』- 沢美也子

    • 【美術】

      ロデスのミュゼ・フネイユと「幻想美術館」─美の多様性が培うもの─ - 金沢百枝

    • 【映画】

      『人生、ただいま修行中』- 野崎歓

    • 【本】
      • しまおまほ - 読書日録
      • 神田法子 - ふくだももこ『おいしい家族』
      • 遠野よあけ - 青木淳悟『激越!! プロ野球県聞録』
  • すばる文学賞

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