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「すばる」2019年7月号

 高橋弘希「花束と水葬」。「私」のもとに、留学先の合宿所で同室だった悠の恋人からメールが届いた。帰国予定を過ぎても、悠と連絡が取れないという。
 椎名誠「さようなら、ジョン」。マコト少年に常に寄り添い続けた相棒、飼い犬・ジョンとの突然の別れ。「続・家族のあしあと」連作完結。
 戯曲、蓬莱竜太「ビューティフルワールド」。40歳を過ぎた引きこもり男性と家族に疎んじられた主婦が出会い、互いを必要としあったとき生まれたものは愛なのか?
 特集は「教育が変わる 教育を変える」。今「教育」が転換期を迎えている。大学入試改革、予算緊縮、格差拡大。管理型教育の推進とそのひずみ。多様な社会と、その担い手となる子供たちのための教育とは? 伊藤氏貴による内田樹・小川洋子・茂木健一郎インタビューのほか、対談・鼎談は、前川喜平+渡辺由美子、西郷孝彦+工藤勇一、長島有里枝+堀越英美+寺尾紗穂の3本、論考は森田真生、前田英樹、赤坂真二、内田良、橋本紀子、木村涼子、渡辺明日香、伊藤史織、辛島デイヴィッドの9名が寄稿。いしいみちこへのインタビューも。
 対談、金原ひとみ+植本一子「平穏を求め、破滅に安らぐ」。書き手として、また、同時期に過酷な子育てを経験した者として互いにシンパシーを感じてきた二人の対話が実現。
 東京大学最終講義、野崎歓「ネルヴァルと夢の書物」。ネルヴァル研究の第一人者が渾身の語りで創作の核心に迫る。
 新連載、岡田育「我は、おばさん」。物語に描かれた中年女性像を中心に、おばさん像を捉え直す

「すばる」2019.07月号

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「すばる」2019年7月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 高橋弘希 - 花束と水葬

  • 連作完結
    • 椎名誠 - さようなら、ジョン

  • 戯曲
    • 蓬莱竜太 - ビューティフルワールド

  • 特集:教育が変わる 教育を変える

    • インタビュー
      • 変わる高校国語、なくなる文学──内田樹、小川洋子、茂木健一郎に訊く - 聞き手 伊藤氏貴

    • 対談
      • 前川喜平+渡辺由美子 - 子供を信じない日本の教育に未来はない

      • 西郷孝彦+工藤勇一 - これからの学校教育のかたち

    • 鼎談
      • 長島有里枝+堀越英美+寺尾紗穂 - 世界を疑えと、子どもたちに教えていくために

    • 論考
      • 森田真生 - 学びを解き放つ

      • 前田英樹 - 母語のうちの何を学ばせるのか

      • 赤坂真二 - 教育の転換期における教師の課題

      • 内田良 - 学校という治外法権の場で起きていること──教育における長時間労働と暴力被害の共通点

      • 橋本紀子 - 世界から見た日本の性教育──国際的視野と戦後の性教育のあゆみから

      • 木村涼子 - 家庭教育を通じての管理統制への道

      • 渡辺明日香 -「女子教育」のゆくえ

      • 伊藤史織 - 未来の教育

      • 辛島デイヴィッド - 僕らのインター遍歴

    • インタビュー
      • いしいみちこ - 聞き手・構成 編集部

  • 対談
    • 金原ひとみ+植本一子 - 平穏を求め、破滅に安らぐ

  • 東京大学最終講義
    • 野崎歓 - ネルヴァルと夢の書物

  • 新連載
    • 岡田育 - 我は、おばさん

  • 連載
    • 桐野夏生 - 燕は戻ってこない(5)

    • 恩田陸 - 鈍色幻視行(50)

    • 杉田俊介 - 橋川文三とその浪曼(2)

    • 武田砂鉄 - マチズモを削り取れ(6)

    • Azumi - テアトル惑い/前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • 高山羽根子 編(1)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『命、ギガ長ス』- 沢美也子

    • 【美術】

      ルート・ブリュック 蝶の軌跡 - 金沢百枝

    • 【映画】

      『存在のない子供たち』- 越川芳明

    • 【本】
      • 岩井秀人 - 読書日録
      • 倉本さおり - 山田詠美『つみびと』
      • 上田岳弘 - 島田雅彦『人類最年長』
      • 住本麻子 - 日和聡子『チャイムが鳴った』
      • 東直子 - 小佐野彈『車軸』
      • 想田和弘 - ミチコ・カクタニ『真実の終わり』

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