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「すばる」2018年3月号

 吉村萬壱「真空土練機」。西川美奈子は腰痛で欠勤した。家で一人苦しむ彼女の身に起こった衝撃の事態とは。
 木村紅美「羽衣子(ういこ)」。毎冬、白鳥が渡来する町で、独り暮らす晃代。勤め先のスーパーの顧客男性が最近連れてくるふしぎな娘が気になって……。
 椎名誠「賢三君のヒコーキ」。つぐも叔父の一人息子での賢三君は、ゼロセンを作って飛ばしたいという。
 特集「再発見・井伏鱒二」。今年生誕120年を迎える、昭和を生きた文豪・井伏鱒二。その豊饒で、どこか懐かしい世界を読みなおす。野崎歓+堀江敏幸による対談「友釣りのエクリチュール」では、二人が井伏がテクストに仕込んだ「オモリ」を解き明かす。エッセイでは、池田成志、いしいしんじ、石田千、戌井昭人、角幡唯介、周防柳、高橋弘希、滝口悠生、福永信、文月悠光、さだまさしの11人が寄稿。
 評論、山城むつみ「カイセイエ──向井豊昭と鳩沢佐美夫」。アイヌ問題をテーマにした2人の作家の言葉から、被害/加害、暴力の根源を問い直す注目の批評。
 新連載/菅野昭正「小説と映画の世紀」第1回「美神の魔に憑かれて──トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』」。映画と小説を比較しながら、20世紀を語る。
 シンポジウム「火山のめぐみ」は、管啓次郎ほか7名が、いろいろな角度から、人間世界と地水火風の流動との関わりを考える。
 エッセイには、新・芥川賞作家の若竹千佐子が登場。
 すばるeyeは、元フランス大統領オランドによる格調高い演説「ゾラの業績と精神を讃えて」を載録。
 すばる海外作家シリーズでは、ニュージーランドの作家、ジャネット・フレイムの短編2編を紹介。

「すばる」2018.3月号

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「すばる」2018年3月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 吉村萬壱 - 真空土練機

    • 木村紅美 - 羽衣子

    • 椎名誠 - 賢三君のヒコーキ

  • 特集:生誕120年 再発見・井伏鱒二

    • 対談
      • 野崎歓+堀江敏幸 - 友釣りのエクリチュール

    • エッセイ
      • 池田成志 - 元日の散歩

      • いしいしんじ - どうぶつの話

      • 石田千 - 珍品堂の腹ぐあい

      • 戌井昭人 - のほほん人生旅行

      • 角幡唯介 - 漂流民の目で描かれる異国の世界

      • 周防柳 - 山椒魚の味

      • 高橋弘希 - 井伏鱒二 「黒い雨」試論

      • 滝口悠生 - 人生の内臓

      • 福永信 - 日曜画家の六年間

      • 文月悠光 - 鬼出やれ──『厄除け詩集』について

      • さだまさし - 『つくだ煮の小魚』

  • 評論
    • 山城むつみ - カイセイエ──向井豊昭と鳩沢佐美夫

  • 新連載
    • 菅野昭正 - 小説と映画の世紀

  • シンポジウム:火山のめぐみ

    • 管啓次郎/赤阪友昭/大辻都/井上昭洋/松田法子/ドリアン助川/大川景子/津田直

  • すばる海外作家シリーズ37
    • ジャネット・フレイム/山崎暁子 訳・解説 - 風呂おけ/解決策

  • 最終回
    • 四方田犬彦 - 詩の約束(18)

    • 大澤真幸 - 三島由紀夫論(11)

  • すばるeye
    • フランソワ・オランド/小倉孝誠 訳・解説 - ゾラの業績と精神を讃えて

    • 新元良一 - トランプ時代のアメリカの文芸(4)

  • エッセイ
    • 若竹千佐子 - 考えて来たこと

    • 相馬千秋 - 都市が演じる

  • ひと
    • リチャード・タラスキン/聞き手・構成 編集部

  • 連載
    • 恩田陸 - 鈍色幻視行(44)

    • 若松英輔 - 霧の彼方──須賀敦子(16)

    • 安藤礼二 - 列島祝祭論(20)

    • 横山悠太 - 唐詩和訓/Azumi - テアトル惑い/前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • カラーグラビア
    • 高橋弘希 編(3)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『白い病気』 - 沢美也子

    • 【美術】

      モノクロームの油彩画 - 金沢百枝

    • 【映画】

      『スリー・ビルボード』 - 立田敦子

    • 【本】
      • 福嶋伸洋 - 読書日録
      • 清水良典 - 奥泉光『雪の階』
      • 陣野俊史 - いとうせいこう『小説禁止令に賛同する』
      • 瀧井朝世 - 石井遊佳『百年泥』
      • 神谷達生- 前田司郎『愛が挟み撃ち』
      • 八木寧子 - 木村紅美『雪子さんの足音』
      • 本浜秀彦 - 木村友祐『幸福な水夫』
      • 藤沢周 - 山岡ミヤ『光点』
      • 富岡幸一郎 - 若松英輔『小林秀雄 美しい花』

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