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「すばる」2017年9月号

 椎名誠「ニワトリの三つのタマゴ」。シーナ少年のみずみずしい日々を描いた「家族のあしあと」、新シリーズ開始。
 青木淳悟「プロ野Qさつじん事件」。現役引退後、タレント/野球解説者として活躍中のイガワ・スグレが、殺人事件および偽札事件の真相究明のため奔走する。
 佐川光晴「日の出」③。明治40年に徴兵を逃れて出奔した清作。その後は鍛冶職人として自立していたが、恩人・幸三郎の炭鉱爆破の計画に巻き込まれ……。
 温又柔、掌編「父の手紙」。筆者の新刊『真ん中の子どもたち』のアザー・ストーリー。
 特別寄稿エッセイ、沼田真佑「馬」。新・芥川賞作家がとらえた、さまざまな「視線」とその交差。
 特集「海と山と文学と」。ヘンリー・ソロー、南方熊楠、島尾敏雄など、自然とともに生きた先人たちに思いを馳せながら、文学のみなもとを探る。対談、朝吹真理子+栗原康「熊楠に学ぶ、粘菌的生き方のすゝめ」。菌類への敬意や書写へのこだわりなどを語る。エッセイは吉本ばなな、松家仁之、坂本大三郎が寄稿。梯久美子によるルポ「ヌンミュラ、ウシキャク、浦巡り」は、12年前、加計呂麻島を初めて訪れたときの記憶を辿る。原成吉のレポート「ぼくたちの時代のソロー──シエラの詩人ゲーリー・スナイダー」。スナイダーのもとへ通う筆者が、詩人の日常に漂う〝詩〟の瞬間をつかまえる。「すばるクリティーク」として大澤信亮が山と死、信仰について綴る随想的批評「霊山巡」を掲載。映画監督・中川龍太郎×写真家・阿部裕介×俳優・太賀によるコラボレーション「昏い風が吹く」もお見逃しなく。インタビューでは、海にまつわる作品を執筆する寺尾紗穂、シャマン・ラポガンが登場。

「すばる」2017.9月号

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「すばる」2017年9月号 目次

作者紹介

  • 新シリーズ
    • 椎名誠 - ニワトリの三つのタマゴ

  • 小説
    • 青木淳悟 - プロ野Qさつじん事件

    • 佐川光晴 - 日の出(3)

  • 掌編
    • 温又柔 - 父の手紙

  • 特別寄稿 エッセイ
    • 沼田真佑 - 馬

  • 特集:海と山と文学と

    • 対談
      • 朝吹真理子+栗原康 - 熊楠に学ぶ、粘菌的生き方のすゝめ

    • エッセイ
      • 吉本ばなな - 癒す力、殺す力

      • 松家仁之 - 森に暮らす理由

      • 坂本大三郎 - ぶし道と僕

    • ルポ
      • 梯久美子 - ヌンミュラ、ウシキャク、浦巡り

    • レポート
      • 原成吉 - ぼくたちの時代のソロー──シエラの詩人ゲーリー・スナイダー

    • ひと
      • 寺尾紗穂 - 聞き手・構成/編集部

      • シャマン・ラポガン - 聞き手・構成/淺野卓夫

    • コラボレーション
      • 中川龍太郎×阿部裕介×太賀 - 昏い風が吹く

    • すばるクリティーク
      • 大澤信亮 - 霊山巡

  • エッセイ
    • 保苅瑞穂 - パリの朝の夢想

    • 李琴峰 - 透明な膜を隔てながら

  • 最終回
    • 野崎歓 - 井伏鱒二論(8)

  • 連載
    • 恩田陸 - 鈍色幻視行(41)

    • 佐々木敦 - アートートロジー(5)

    • 若松英輔 - 霧の彼方──須賀敦子(11)

    • 四方田犬彦 - 詩の約束(12)

    • 安藤礼二 - 列島祝祭論(14)

    • ホキ德田 - 優しい友へのレクイエム(18)

  • 中村佑子 - 食卓でエクリール/前野健太 - グラサン便り/長島有里枝 - こんな大人になりました/マリアム・タマリ - パレスチナの朝/小澤征良 - ひとすくいの時間

  • 第41回すばる文学賞予選通過作発表

  • カラーグラビア
    • 田中慎弥 編(3)- こんなことしてていいのか日記

  • プレイヤード
    • 【美術】

      藝「大」コレクション - 金沢百枝

    • 【映画】

      『エル ELLE』 - 立田敦子

    • 【本】
      • 小山田浩子 - 読書日録
      • 陣野俊史 - 桐野夏生『デンジャラス』
      • 澤田康彦 - 椎名誠『家族のあしあと』
      • 荻世いをら - 滝口悠生『茄子の輝き』
      • ミヤギフトシ - 沼田真佑『影裏』
      • 星野智幸 - 温又柔『真ん中の子どもたち』

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