すばる最新号  >  バックナンバー一覧  >  2016年5月号

「すばる」2016年5月号

 谷崎由依「天蓋歩行」。森を切り拓いてできた都会で暮らす「私」。かつてその身は、菌類を神経とし、樹冠の音を言葉とする巨大樹であり、森そのものだった。
 墨谷渉「造花の星」。住宅販売のノルマに追われる庄司くんが、目にしたものとは?
 特集「シェイクスピアさん、お世話になっております」。橋本治、生田大和、伊藤比呂美、樺山三英、古今亭志ん輔、ソン・ギウン、中島かずき、中島さおり、藤田貴大、山城むつみ、山本容子、浜崎洋介──さまざまなジャンルの創作者たちが沙翁への思いを綴る。
 兼高かおる+ヤマザキマリ、対談「旅は地球とのランデヴー」。まだ外国が遠かった時代、一人何役もこなし名番組を作り上げていた兼高氏。『兼高かおる世界の旅』から多大な影響を受けたというヤマザキ氏。スケール大きく活躍する二人が、初めて語りあう!!
 桐野夏生+奥泉光、対談「今、「東京」を書き残す」。桐野氏は最新刊『バラカ』で、奥泉氏は『東京自叙伝』で、ともに東京の崩壊していく姿を捉えた。その真意とは──。
 スティーヴ・エリクソン+古川日出男、対談「「歴史」とせめぎあう「想像力」」。ともに「幻視」の作家といえる両氏が、執筆方法などを語る。司会は柴田元幸。
 橋本治「いとも優雅な意地悪の教本」。意地悪と暴力はどう違うのか? 学校では教えてくれない「人の悪口を言う」技術を身につけられる、必読の新連載。
 寺尾紗穂の新連載「あのころのパラオをさがして」。中島敦に導かれるように降り立ったパラオに見た、「あのころ」の残像、「あのころ」の記憶……。
 評伝「ボルヘスさん家で」。ボルヘスから本の読み聞かせを頼まれ、彼の家に足繁く通ったアルベルト・マンゲルが、作家との濃密でかけがえのない日々を振り返る。

「すばる」2016.5月号

バックナンバー一覧へ

「すばる」2016年5月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 天蓋歩行 - 谷崎由依

    • 造花の星 - 墨谷渉

  • 特集:シェイクスピアさん、お世話になっております

    • 薩摩琵琶
      • 城壁のハムレット - 橋本治

    • エッセイ
      • 生田大和/伊藤比呂美/樺山三英/古今亭志ん輔/ソン・ギウン/中島かずき/中島さおり/藤田貴大/山城むつみ/山本容子

    • すばるクリティーク
      • 福田恆在とシェイクスピア、その紐帯 - 浜崎洋介

  • 最終回
    • 蠕動で渉れ、汚泥の川を(18) - 西村賢太

  • 新連載
    • いとも優雅な意地悪の教本 - 橋本治

    • あのころのパラオをさがして - 寺尾紗穂

  • 対談
    • 今、「東京」を書き残す - 桐野夏生+奥泉光

    • 「歴史」とせめぎあう「想像力」 - スティーヴ・エリクソン+古川日出男

    • 旅は地球とのランデヴー - 兼高かおる+ヤマザキマリ

  • 評伝
    • ボルヘスさん家で - アルベルト・マンゲル/田澤耕 訳・解説

  • 評論
    • アドニス漂泊 - 四方田犬彦

    • 井伏鱒二論(1) - 野崎歓

    • すれ違うこと、あるいは通り過ぎること──ジャ・ジャンクー『山河ノスタルジア』について - 小野正嗣

  • すばるクリティーク
    • 宮崎駿の「折り返し点」2──『耳をすませば』に背中を押されれば - 杉田俊介

  • エッセイ
    • 震える指先 - 西山敦子

    • キューバ、マタンサス - 堀江里美

    • 口紅 - 水原涼

  • 連載
    • 鈍色幻視行(34) - 恩田陸

    • 優しい友へのレクイエム(2) - ホキ德田

    • ニッポン零年(3) - 赤川次郎

  • グラサン便り - 前野健太/こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア
    • こんなことしてていいのか日記 滝口悠生 編(2)

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『アルカディア』 - 沢美也子

    • 【美術】

      クートラスの変幻世界 - 金沢百枝

    • 【映画】

      『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』 - 野崎歓

    • 【本】
      • 読書日録 - 大竹昭子
      • 村田喜代子『焼野まで』 - 田中和生
      • リービ英雄『模範郷』 - 紅野謙介
      • 吉田修一『橋を渡る』 - 倉本さおり
      • いとうせいこう『我々の恋愛』 - 陣野俊史
      • 金原ひとみ『軽薄』 - 榎本正樹
      • 佐川光晴『大きくなる日』 - 加藤裕子
      • 木村友祐『イサの氾濫』 - 石田千

すばる文学賞

  • 応募要項へ
  • これまでの受賞者

投稿原稿について当編集部では、「すばる文学賞」「すばるクリティーク賞」への応募作品以外、原稿をお受け致しません。送られた原稿の返却、お問い合わせにはいっさい応じかねます。

すばるクリティーク賞

  • 応募要項へ
  • これまでの受賞者
twitter@subaru_henshubu