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「すばる」2014年7月号

 北野道夫「305」。アイに届いた兄からのメール。故郷の関東平野にある団地。中学卒業まで住んでいた団地の解体の知らせから、アイの過去と現在が奇妙に歪み始め……。
 中納直子「キャンプ in 沖縄」。書店員の「俺」と常連客の「吾妻さん」は、プロ野球のキャンプを見物するため沖縄旅行に。ごく平凡な男たちの長閑な二人旅が、やがて……。
 瀬戸内寂聴、掌編「誤解」も、お見逃しなく!!
 特集「有吉佐和子 没後30年“不朽”ということ」。61年『週刊明星』に連載された有吉佐和子氏著「花ならば赤く」刊行(集英社文庫)にあたり、抄録を掲載。有吉氏と親交の深かった橋本治へのインタビュー「有吉佐和子の真っ直ぐさ」もご注目を。また、集英社文庫にて復刊された初期名作――『処女連禱』を山内マリコが、『更紗夫人』を窪美澄が、『仮縫』を青山七恵が――読む!
「ササる俳句 笑う俳句」第8回。堀本裕樹、又吉直樹、穂村弘、藤野可織、中江有里の5名による「すばる句会」を載録。
 高澤秀次「〈受苦〉より〈共苦〉へ――石牟礼道子の作品世界」。
 若松英輔「もう私たちは、聖人になるのをあきらめねばならないのでしょうか――須賀敦子の詩学」。
 小野正嗣「撮ることは、探求すること、そして抵抗すること――リティ・パニュ『消えた画 クメール・ルージュの真実』について」。3つの評論も、必読です!!

「すばる」2014.7月号

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「すばる」2014年7月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 305 - 北野道夫

    • キャンプ in 沖縄 - 中納直子

  • 掌編
    • 誤解 - 瀬戸内寂聴

  • 評論
    • 〈受苦〉より〈共苦〉へ──石牟礼道子の作品世界 - 高澤秀次

    • もう私たちは、聖人になるのをあきらめねばならないのでしょうか──須賀敦子の詩学 - 若松英輔

    • 撮ることは、探求すること、そして抵抗すること──リティ・パニュ『消えた画 クメール・ルージュの真実』について - 小野正嗣

  • 特集 有吉佐和子 没後30年 “不朽”ということ

    • [未刊行作品]花ならば赤く(抄) - 有吉佐和子

    • [インタビュー 橋本治]有吉佐和子の真っ直ぐさ - 聞き手・構成/増子信一

    • [『処女連禱』を読んで]処女の憂鬱と佐和子のたくらみ - 山内マリコ

    • [『更紗夫人』を読んで]女たちの共闘 - 窪美澄

    • [『仮縫』を読んで]ドレスが一着できるまで - 青山七恵

  • 連続講義
    • ササる俳句 笑う俳句(8)…句会 - 堀本裕樹+又吉直樹+穂村弘+藤野可織+中江有里

  • エッセイ
    • ほんそご - 広谷鏡子

    • 中上健次プレイ - 松井周

    • 小熊秀雄を読む老作家・向井豊昭を読む - 岡和田晃

    • イスタンブルの紫式部、平安京の笑心 - エシン・エセン

  • ひと
    • デヴィッド・ルヴォー - 聞き手・構成/佐藤友紀

    • 加藤直樹 - 聞き手・構成/編集部

  • 最終回
    • となりのロボット(12) - 岡田美智男

  • 連載
    • 教団X(26) - 中村文則

    • 東京零年(27) - 赤川次郎

    • 竹富島の宇宙(12) - 森まゆみ

    • 犬たちの肖像(14) - 四方田犬彦

    • こんな大人になりました - 長島有里枝/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア
    • 旅ときりぎりす(19) - 管啓次郎

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『十九歳のジェイコブ』 - 沢美也子

    • 【美術】

      オランジュリー美術館の睡蓮と光 - 金沢百枝

    • 【映画】

      『複製された男』 - 越川芳明

    • 【本】
      • 読書日録 - 内沼晋太郎
      • 辻原登『寂しい丘で狩りをする』 - 田中弥生
      • 村上春樹『女のいない男たち』 - 大和田俊之
      • 奥泉光『東京自叙伝』 - 髙橋敏夫
      • いとうせいこう『鼻に挟み撃ち 他三編』 - 星野智幸
      • 藤野可織『ファイナルガール』 - 青木淳悟
      • 中原清一郎『カノン』 - 河合香織
      • 野崎歓『翻訳教育』 - 大竹昭子
      • 菊地信義『菊地信義の装幀 1997〜2013』 - 田中慎弥
    • ザ☆すばる望遠鏡
      • 初めての銀ブラ!(ゲスト 青木淳悟)

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