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「すばる」2012年10月号

 三崎亜記の長篇小説「統合前夜」は、〝A市〟と〝C町〟の統合をめぐる、人々の不可解な行動と思惑を描きます。数十年も前から画策された、C町によるA市の「乗っ取り」。それに抗して、覆面姿で「お散歩デモ」を決行するA市の市民たち。不穏な対立の行方は……。
 セザンヌやゴッホを応援した画材商を描く原田マハ「タンギー爺さん」、海の彼方の不思議な村が舞台の谷崎由依「jiufenの村は九つぶん」。ほかに早助よう子、中原文夫の短篇も掲載。
 橋本治が『桃尻娘』で作家デビューする以前、一九七六年に執筆した幻の戯曲「ボクの四谷怪談」を一挙掲載。ご存知、鶴屋南北作『東海道四谷怪談』を下敷きに、全く別の青春群像劇として書かれた本作。七〇年代の日本に満ちていた熱気が、に二〇一二年に蘇る!
「連続講義 ササる俳句 笑う俳句」で、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が、新進気鋭の俳人・堀本裕樹に〝弟子入り〟!? 自由律句集も上梓しているのに有季定型の俳句には苦手意識のある又吉に堀本が授ける第一回講義は、「俳句なんて怖くない!」

「すばる」2012.10月号

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「すばる」2012年10月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 統合前夜 - 三崎亜紀

    • タンギー爺さん Le Père Tanguy - 原田マハ

    • jiufenの村は九つぶん - 谷崎由依

    • 陸と海と - 早助よう子

    • 自分史を出したくて - 中原文夫

  • 戯曲
    • ボクの四谷怪談 - 橋本治

    • 付:余は何故原稿書きとなりしか - 橋本治

  • 連載第二回
    • ジ、エクストリーム、スキヤキ - 前田司郎

  • 日韓往復エッセイ
    • もう少し話をしよう──ソウル・東京、交換日記(2) - 中島京子+姜英淑/吉川凪・訳

  • 劇評 井上ひさし生誕77フェスティバル'12『藪原検校』『しみじみ日本・乃木大将』
    • 江戸から明治へ──階層構造の変容と分裂 - 小森陽一

  • 連続講義
    • ササる俳句 笑う俳句 第1回 俳句なんて怖くない! - 堀本裕樹+又吉直樹

  • エッセイ
    • 熱の熊野大学 - 中上紀

    • ヒロインへの階段 - 片瀬チヲル

    • 浜田矯太郎について - 岡本和樹

  • ひと
    • 孔枝泳 コン・ジヨン - 聞き手・構成/立田敦子

    • 想田和弘 - 聞き手・構成/編集部

  • 連載
    • 教団X(6) - 中村文則

    • 東京零年(7) - 赤川次郎

    • めぐり糸(12) - 青山七恵

    • ホームメイキング同好会(14) - 藤野千夜

    • プロット・アゲンスト・アメリカ(15) - フィリップ・ロス 柴田元幸/訳

    • もの言うイタリア(4) - 内田洋子

    • こんな大人になりました - 長島有里枝/かなかじり - 福田尚代/出会い〜ディーダル〜 - シリン・ネザマフィ/鏡のまえで - 青野聰/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • 第36回すばる文学賞二次予選通過作発表

  • カラーグラビア

    奈良美智フォトダイアリー(82)

  • カバーコラボ

    裏切り - 島田雅彦×清川あさみ

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『無差別』 - 沢美也子

    • 【美術】

      アラブ美術の今を知る - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『危険なメソッド』 - 越川芳明

    • 【本】

      読書日録 - 古市憲寿

      • 辻原登『父、断章』 - 野崎歓
      • 鹿島田真希『その暁のぬるさ』 - トミヤマユキコ
      • 前田司郎『濡れた太陽』上下 - 佐々木敦
      • 本谷有希子『嵐のピクニック』 - 村田沙耶香
      • 岡本学『架空列車』 - 神田法子

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