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「すばる」2012年8月号

 髙樹のぶ子連作『香夜』。第一弾は「霧雨に紅色吐息」。名家に育った美しい男に、心と体を傷つけられた女。彼女がくわだてる復讐とは。丹下健太「顔」は、ある日突然、自分の顔が別人のものに変わってしまった男の混乱を描きます。 「吉田秀和氏を偲んで」では、五月二二日に逝去された氏を偲ぶ小沢征爾の談話、堀江敏幸のエッセイを掲載。また、吉田氏の連載「思い出の中の友達たち」の最終稿をお届けします。 「座談会 井上ひさしの文学③」。辻井喬、成田龍一、小森陽一が井上文学の魅力を語ります。  中島京子と姜英淑の「もう少し話をしよう――ソウル・東京、交換日記」。台湾を訪れた管啓次郎と温又柔の「W紀行文――ことばに耳を澄ませて」。ともに「風」を感じさせてくれます。  奥泉光+いとうせいこう「文芸漫談」はコンラッド『闇の奥』に迫ります。  辻原登「冬の旅」は最終回。刑務所を出た緒方のその後は……。息をのむ結末!

「すばる」2012.8月号

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「すばる」2012年8月号 目次

作者紹介

  • 小説
    • 霧雨に紅色吐息 香夜Ⅰ - 髙樹のぶ子

    • 顔 - 丹下健太

  • 座談会
    • 井上ひさしの文学(3) 自伝的作品とその時代 - 辻井喬/成田龍一/小森陽一

  • W紀行文 台湾─ことばに耳を澄ませて
    • アリバンバンの島 - 管啓次郎

    • 音の彼方へ - 温又柔

  • 新連載
    • もう少し話をしよう─ソウル・東京、交換日記(1) - 中島京子/姜英淑 吉川凪/訳

  • 最終回
    • 冬の旅(13) - 辻原登

  • 文芸漫談シーズン4─(4)
    • コンラッド『闇の奥』を読む - 奥泉光/いとうせいこう

  • 評論
    • 悪の迷路の果てに ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち』をめぐって(1) - 菅野昭正

  • 吉田秀和氏を偲んで
    • 思い出の中の友達たち 連載最終稿 - 吉田秀和

    • 水天宮のモーツァルト - 堀江敏幸

    • 直感の人、吉田秀和 - 小澤征爾

  • エッセイ
    • 戦士同伴 - 小祝百々子

    • アイヌ民族と「道産子」 - 中村康利

  • 最終回
    • 空を仰いで、(85) - こだま和文
  • 連載
    • 教団X(4) - 中村文則

    • 東京零年(5) - 赤川次郎

    • めぐり糸(10) - 青山七恵

    • ホームメイキング同好会(12) - 藤野千夜

    • プロット・アゲンスト・アメリカ(13) - フィリップ・ロス 柴田元幸/訳

    • もの言うイタリア(2) - 内田洋子

    • こんな大人になりました - 長島有里枝/かなかじり - 福田尚代/出会い〜ディーダル〜 - シリン・ネザマフィ/鏡のまえで - 青野聰/パレスチナの朝 - マリアム・タマリ/ひとすくいの時間 - 小澤征良

  • カラーグラビア

    奈良美智フォトダイアリー(80)

  • カバーコラボ

    高まる - 本谷有希子×清川あさみ

  • プレイヤード
    • 【演劇】

      『いつか見た男達〜ジェネシス〜』 - 沢美也子

    • 【美術】

      「生きる形」展で先天異常の頭骨を見た - 保坂健二朗

    • 【映画】

      『灼熱の肌』 - 野崎歓

    • 【本】

      読書日録 - 堀本裕樹

      • 高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』 - 市川真人
      • 多和田葉子『雲をつかむ話』 - 江南亜美子
      • 藤沢周『武曲』 - 城戸朱理
      • 堀江敏幸『燃焼のための習作』 - 石川美南
      • 広小路尚祈『金貸しから物書きまで』 - 越川芳明

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